私が初めてCocco(コッコ)の音楽に触れたのは10年以上前
「帝釈峡に紅葉を見に行こう!」と誘ってくれた友人(女性)の車の中でした🚗🎶
Coccoの歌声に耳を傾けた瞬間の感動は今でも鮮明に覚えています。
Coccoの歌は私の心に深く響き
その独特の歌声とメッセージ
心地よい英語の発音に私の心は根底から揺さぶられました。
Coccoを一瞬で気に入った私は、それ以降かなり長い間
家の中で🏚️🎶
車の中で🚗🎶
常にCoccoを聴いていました。
Coccoは私にとってただの歌手ではなく
詩人であり
ストーリーテラーであり
音楽を通じて私の心に触れる魔術師のような存在です。
Coccoの音楽は、私の心を揺さぶり
思考を刺激し、感情を揺さぶってきます。
Coccoの歌は、私たちの人生のあらゆる瞬間に寄り添い
喜び、悲しみ、挫折、希望
といった感情や経験に深くつながるため
私たちの心に深く響くのではないかと思っています。
今回の記事では
Coccoの代表曲と生い立ち
Coccoの音楽が私たちにどのような影響を与え
Coccoがどのようにして音楽界で独自の世界を築いてきたのかを深掘りしてみます。
それでは、一緒にCoccoの世界を見てみましょう😃★
Cocco 経歴
Coccoの本名は真喜志智子(まきしさとこ)さん。
1977年1月19日生まれ、沖縄県那覇市出身の
女性シンガーソングライターで
女優・絵本作家・小説家・エッセイストでもあります。
血液型はO型。
Coccoの祖父は、沖縄の伝統的な演劇である沖縄芝居の役者、
真喜志康忠(まきしこうちゅう、1923年 – 2011年、重要無形文化財「組踊」保持者)
でした。
同じく、Coccoの祖母真喜志八重子も沖縄芝居の役者でした。
Coccoの両親は一般人で、彼女はごく標準的な家庭環境で育てられました。
しかし、彼女がまだ幼い時
突如として両親が離婚し、その平穏な生活は一変。
それが彼女の人生の方向を大きく変え、
多くの困難へと繋がっていく始まりとなりました。
Coccoは、中学生になると自分の体が
女性らしく成長していくことに違和感を感じ始めました。
つまり、Coccoは性同一性障害とも言える状況に直面していました。
自分の体が女性らしく成長するにつれて、Coccoは一度、
髪を丸坊主にしたこともあったそうです。
また、Coccoには精神疾患を患った過去もあります。
Coccoはパニック障害、鬱(うつ)病、拒食症、自傷行為という
複数の病を経験しました。
Coccoがパニック障害を患っていたことはファンの間でよく知られており
治療のためにCoccoはイギリスにまで行ったことがあります。
パニック障害は突然、理由なく
動悸、めまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震え
といった症状が現れ
日常生活に支障をきたす状態です。
その原因はまだ完全には明らかにされていませんが
心理的な要素や脳神経機能の異常が主な原因とされています。
歌手、ミュージシャンや俳優の中には
パニック障害を患っている人が多く、Coccoだけでなく
他の有名な人たちも同様の状況を経験しています。
これは、精神疾患と創造性が関連している可能性があると
心理学者たちは考えています。
うん、あり得そうに思える🤔✨
鬱病は、精神的または身体的なストレスが溜まると
脳の機能障害が起きる状態を指します。
この病状により、物事を否定的に捉え
自己否定的な感情を持つことが多くなります。
そしてCoccoは、この鬱病が
拒食症と自傷行為へとつながる原因となりました。
Cocco自身が
2009年に出版された「パピルス」という雑誌でこれらの経験を公に語りました。
その雑誌に載るCoccoはとても痩せており
腕には自傷行為の痕跡が見られました。
とても痛々しく、ただただ可哀そうです😭
一般的に、パニック障害などの治療法には、
薬物療法や認知行動療法、精神療法などがあります。
Coccoが具体的にどういった治療法を受けたかについては公にされていませんが
回復されて本当に良かった‼️
Cocco 代表曲と音楽キャリア
Coccoが音楽を始めたのは、
高校生の時に同級生に誘われて文化祭で即席バンドのボーカルを務めたことがきっかけでした。
その後、Coccoは、
1996年11月にインディーレーベルから
「Cocko」という名前で自身の名を冠したEP「Cocko」でデビューしました。
1997年には正式な名前の綴りを「Cocco」に変え
メジャーレーベルからデビューシングル「カウントダウン」をリリースしました。
懐かしい!!!やっぱりCocco大好き!!!❤❤❤❤
その後すぐにフルアルバム「ブーゲンビリア」がリリースされ
1998年には日本で大ヒットしたシングル
7月1日に8時間にわたって生放送された
夏の音楽特番『THE MUSIC DAY 2023』で
葵わかなが「歌おう!私を変えた曲コーナー」で歌ったあの
「強く儚い者たち」(1997年)を収録したアルバム「クムイウタ」をリリースし
発売から約2週間後には【オリコン週刊アルバムチャート第1位】を獲得しました。
Coccoの代表曲がこの「クムイウタ」に収録されている
「強く儚い者たち」であることは言うまでもありませんね😊
2000年には「ラプンツェル」
2001年の「サングローズ」のアルバムを録音しました。
しかし、「サングローズ」のリリース前に
Coccoは音楽業界から引退すると発表しました。
ただ、引退は長続きせず、
2002年には初のアートブック「南の島の星の砂」を出版しました。
2003年には、沖縄のビーチクリーンアップについての認識を高めるための
「沖縄ゴミゼロ大作戦」チャリティーコンサートの主催や清掃活動などを行いました。
2004年には尾崎豊の十三回忌に合わせて発売された
カバーアルバム「BLUE」に出演し
2冊目の書籍「南の島の恋の歌」を出版しました。
この本は限定版シングル「Garnet/Celeste Blue」と共にリリースされました。
また、日本のロックグループQuruliの岸田繁と組んで
SINGER SONGERというバンドを結成
Tower Recordsの25周年を
テーマソング「SING A SONG 〜NO MUSIC, NO LOVE LIFE〜」で祝いました。
2005年には、写真家/歌手のNanacoと協力して
CD/ブックの組み合わせ「The Bird」を制作しました。
そして、2007年にアルバム「きらきら」をリリースした後
イギリスに移住して写真を学ぶためのカレッジに入学しました。
8月には単行本「想い事。」を出版、
ベストセラーとなりました。
2009年には前述のとおり
雑誌「papyrus」に自身の精神疾患について語りました。
8/15にはエッセイ集「こっこさんの台所」を出版しました。
2010年には、Coccoが初の長編小説「ポロメリア」を出版しましたし
自身初のセルフプロデュースアルバム「Emerald」をリリースしました。
2012年に全国公開された新任塚本監督の映画「KOTOKO」では主演を務め
演技デビューを果たしました。
また、Coccoはアートディレクションと音楽も担当しました。
その後のアルバムとしては
2014年に「プランC」と「パ・ド・ブレ」
2016年に「アダンバレエ」
2019年には「スターシャンク」
そして2021年に「Kuchinashi」
2022年には「プロム」をリリースしています。
その間、2018年にはアパレルブランドComposition-aも立ち上げました。
このように、Coccoは音楽だけでなく
執筆やアート、映画制作など
さまざまな表現手段を通じて活動を続けています。
Cocco 音楽スタイルと影響
Coccoの音楽は、その出生地である沖縄の文化と深く結びついています。
沖縄という場所は
その美しく豊かな自然や風土
独特の文化・歴史・音楽により
Coccoの音楽創作に大きな影響を与えてきました。
その独自性がCoccoの音楽の魅力の一つとなっています。
例えば、私も育てている(小さいですけど…)
沖縄地方で「キジムナー」という精霊が宿るといわれている
【ガジュマル】の木や
沖縄の方言で「子守り唄」を意味する
【クムイウタ】など
沖縄に関するものがCoccoのアルバム・歌のタイトルや歌詞に使われていますし
2011年にリリースされた『ニライカナイ』は
琉球國祭り太鼓を取り入れ沖縄の伝統音楽が反映されています。
↑カッコいい✨
ちなみに。
Coccoの2枚目のアルバム【クムイウタ】は
B’zの稲葉浩志がお気に入りのアルバムとして挙げています。
沖縄の文化と彼女自身の音楽への情熱が融合し
Coccoの独特な音楽スタイルを生み出しました。
Coccoの歌詞は
自己矛盾や深層心理の苦悩を描くことで
時に自己評価の厳しさや精神的な試練を暗示します。
自傷行為、拷問を彷彿とさせる病的な歌詞や
オルタナティヴなサウンド。
このような生々しい表現は
聴き手に強い感情的共感を呼び起こします。
そういった女性の本心を描いた衝撃的な歌詞もあれば
それとは対照的な暖かくてめちゃくちゃ可愛らしい曲もあって。
私は前述の友人の車で
初めてCoccoの歌詞の一言一句漏らさず聴いた時、一瞬
「この人狂ってるんじゃ?💦」
と思ったことを覚えています。
Coccoのそんなところに魅了されたワケですが。
また、Coccoの音楽はオルタナティブな要素を融合し
一般的な音楽の枠組みを超えた独特の響きを持っています。
1枚のアルバムを聴いていても
本当に本当ーーーーに色々な曲が入っていて
私は聴いていて飽きません。ホントに。
Coccoは多様な音楽ジャンルをカバーしており
その音楽は自己表現としての強烈な感情的な力を持っていると
一般的に認識されています。
Coccoのスタイルは
アコースティックなフォーク
オルタナティブロック
ポップ
クラシック
そして前述した沖縄の伝統から影響を受けています。
Coccoの楽曲は
まさに人間の脆さと力強さの感情を浮き彫りにしていると思います。
Coccoの音楽は
Coccoの心の奥底から湧き上がる感情の表現であり、それを通じて
普遍的な人間の感情を探求することが特徴ではないでしょうか。
私はCoccoが歌うような曲を他に知らないのでとても新鮮で
衝撃的、刺激的で一瞬で虜になりました💖
Cocco 最近のプロジェクトと将来の予想
Coccoはシンガーソングライターとして近年も活動を続けています。
Coccoの音楽キャリアは多岐にわたり色々なものを手掛けています。
これらの活動はまさにCoccoの創造性と多才さを示すもので
これからの彼女のキャリアにもどんどん期待してしまいますね。
前述のとおり、
過去にもアートブックの出版や
ビーチの清掃に関する意識向上コンサートの開催など
多様なクリエイティブなプロジェクトにも関わってきました。
映画「KOTOKO」では主演を務め
アートディレクションと音楽も担当しました。
このように、Coccoのこれまでのキャリアの多様性を考慮に入れると
将来のプロジェクトも予想がつかないほど多岐にわたる可能性があると言えます。
そして、Coccoが継続的に楽曲をリリースし続けていることを考えると
新たなアルバムやシングルのリリースは間違いなく予想されます。
また、Coccoの過去の作品から見て
新たなクリエイティブな表現や
社会的な原因に対する新たな取り組みも考えられます。
それは音楽かもしれないし
映画制作
写真
書き物
活動家
など、色々な可能性が考えられます!
「次は何してくれるんだろう?」と考えると、
なんだかワクワクしますね!
最新の情報については
Coccoの公式ウェブサイトやSNS👇
音楽ニュースサイトなどを定期的にチェックしておきましょう!
私はライブに行きたいな~🎵💕
Cocco official YouTube channel
Cocco まとめ
Cocco 経歴
Coccoは沖縄出身のシンガーソングライターであり、女優や作家でもある。
Coccoは若い頃に性同一性障害、パニック障害、うつ病、拒食症、自傷行為といった
複数の問題に直面したが、それを乗り越えてアーティストとして活躍。
Cocco 代表曲と音楽キャリア
Coccoは高校生の時にバンドのボーカルを務めたのが音楽のきっかけで、1996年にデビュー。
数々のヒット曲を生み出した後、一時引退したが、その後も音楽を始め、
執筆、アート、映画制作と幅広い活動を展開。
最近では今年2023年にシングル「ファンタジー」をリリースし
独自の表現を続けている。
Cocco 音楽スタイルと影響
Coccoの音楽は、沖縄の文化や自然から大きな影響を受けており、
Coccoの創作の中にその要素が反映されている。
また、Coccoの音楽はオルタナティブな要素を含み、
アコースティック、ロック、ポップ、クラシックなど
多様なジャンルを独自に融合している。
その歌詞は、人間の脆さと力強さを描き出し
聴き手に強い感情的共感を呼び起こす。
Cocco 最近のプロジェクトと将来の予想
現在のCoccoは、
今年2023年6月の最新曲「ファンタジー」(配信限定)リリースを含む
多岐にわたる活動を続けている。
音楽、映画制作、書籍出版など、Coccoの多才さが表現されている。
Coccoの音楽は、
深みのある歌詞と感情豊かな声で私たちに強い影響を与え、
感動を呼び起こします。
Coccoの曲は人生の様々な局面で共感を生み、
私たちの心に深く響いてくる音楽だと思います。
最新作「ファンタジー」も例外ではありません。
これからもCoccoの音楽キャリアを見守り、
彼女の新たな音楽表現を待ち望んでいます。
Coccoの音楽は多様で予測不可能であることが魅力です。
その魅力をみなさんも感じてみてください。
Coccoの音楽をこれからも追い続けることで、
新しい発見や感動が待っているんじゃないかなぁ
と私は思っています。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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