大谷翔平がヤンキース移籍?ジーター氏が予想する故スタインブレナー氏のリクルート法とは…!

ニューヨーク ヤンキースタジアム

エンゼルスの大谷翔平選手(28)は、今シーズン、投打で驚異的なパフォーマンスを見せています。
現在、メジャーリーグで最多の46本塁打を放ち、打率.318、OPS1.065という圧倒的な数字を残しています。
また、投手としても9勝2敗、防御率3.28という好成績を収めており、サイ・ヤング賞やMVPの有力候補となっています。

そんな大谷選手に対して、多くの球団が熱い視線を送っていることは間違いありません。
特に、来季終了後にフリーエージェント(FA)になる可能性が高いとされる大谷選手を獲得するために、どのようなオファーを出すかが注目されています。

その中でも、ニューヨーク・ヤンキースは大谷選手に強い興味を持っていると言われています。
実際に、ヤンキースは2017年オフに大谷選手が日本からメジャーに移籍する際にも獲得に動きましたが、最終候補から外れてしまいました。
しかし、ヤンキースは諦めていないようです。

先日、ニューヨークポスト紙のインタビューに応えたマーリンズのオーナーであり、元ヤンキースの名選手であるデレク・ジーター氏は、
スタインブレナー(元ヤンキースオーナー)が存命ならば、大谷選手を獲得するためにどうするかという質問に対して、

たぶん大谷の家に押し掛けるだろうね

と冗談めかして答えました。
ジーター氏は「彼(大谷選手)は素晴らしい選手だ」と称賛し、

彼がどうしても欲しいと思えば、大谷にピンストライプのユニフォームを着せるべく、なんだってやるだろう

と話しました。
ジーター氏の発言はあくまで冗談であると思われますが、故スタインブレナー氏が生きていれば本当にそうするかもしれません。

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スタインブレナー氏のリクルート法とは?

芝生の上に置かれた野球ボール

スタインブレナー氏はヤンキースのオーナーとして知られていますが、
彼は元々船舶会社の経営者であり、ビジネスマンとしても有名でした。
彼は常に優勝を目指す姿勢を貫き、自分の欲しい選手を獲得するためには惜しみなく金銭やドラフト指名権を使ってきました。

例えば、
1974年に当時最高額となる300万ドル(約3億円)の契約金でカット・フィッシュ・ハンター投手を獲得したり、
1976年にはレジー・ジャクソン外野手に300万ドル(約3億円)の契約金と年俸30万ドル(約3,000万円)の5年契約を提示して獲得したりしました。
また、2000年にはアレックス・ロドリゲス内野手をトレードで獲得し、彼に10年総額2億5200万ドル(約270億円)の契約を結ばせました。

これらの選手はいずれもヤンキースの優勝に貢献し、スタインブレナー氏の判断は正しかったと言えるでしょう。

もちろん、スタインブレナー氏のやり方は成功ばかりではありませんでした。

彼は自分の思い通りにならないときには選手や監督に対して厳しい批判を浴びせたり、トレードや解雇を繰り返したりしました。
彼の下でヤンキースの監督を務めた人数は20人にも及びます。
また、彼は選手や監督だけでなく、コミッショナーや審判に対しても口うるさく、何度も罰金や出場停止などの処分を受けました。

スタインブレナー氏は2010年に亡くなりましたが、彼の遺志は息子のハル・スタインブレナー氏に引き継がれました。
ハル氏は父親ほどではありませんが、ヤンキースの強化に積極的に取り組んでいます。
今年オフにはゲリット・コール投手に9年総額3億2400万ドル(約350億円)という史上最高額の契約を結ばせています。

しかし、ヤンキースはここ数年、ワールドシリーズ制覇から遠ざかっています。
最後に優勝したのは2009年で、それ以降はリーグ優勝すら果たせていません。
今年もア・リーグ東地区ではレイズに大きく水をあけられており、ワイルドカード争いに終始しています。
このままでは、スタインブレナー氏の「優勝以外は失敗」という言葉が虚しく響くことになります。
そこで、ヤンキースが大谷選手を獲得することはあり得るのでしょうか?

ヤンキースが大谷選手を獲得する可能性は?

ニューヨーク
ヤンキースタジアム

ヤンキースが大谷選手を獲得する可能性はどれくらいあるのでしょうか?

大谷選手は来季終了後にFAになる可能性が高いと言われていますが、それまでにエンゼルスと契約延長する可能性もあります。
エンゼルスは大谷選手を放出する意思がないと表明しており、大谷選手自身もエンゼルスでプレーすることに不満を示している様子はありません。
また、エンゼルスはマイク・トラウト選手やアンソニー・レンドン選手などのスター選手を抱えており、大谷選手が投打両方で起用されることも可能です。

一方で、エンゼルスは近年プレーオフ進出から遠ざかっており、大谷選手が優勝を目指すチームに移籍する可能性もあります。
その場合、ヤンキースは大谷選手に魅力的なオプションの一つとなるでしょう。
ヤンキースはMLB最大のマーケットであり、大谷選手の人気や宣伝効果を最大限に引き出すことができます。
また、ヤンキースは常に優勝を目指すチームであり、大谷選手に高額な契約金を提示することもできます。

しかし、ヤンキースが大谷選手を獲得するためには、いくつかの障害があります。

まず、ヤンキースはFAで優秀な選手を獲得した場合、ドラフト指名権没収ペナルティのレベル3に該当し、2年間で最大4つの指名権と国際選手の契約金に使うプールマネーの内百万ドルを失うことになります。
これはヤンキースにとって大きな痛手です。

次に、ヤンキースはアメリカンリーグ所属であり、DH制度があるため、大谷選手を投手として起用することは難しいかもしれません。
DH制度があるということは、投打両方で起用される場合、他のポジションの選手が犠牲になる可能性があるということです。
ヤンキースは既にジャッジスタントンなどの強打者を抱えており、彼らをDHや外野から外すことは容易ではありません。

最後に、ヤンキースは故スタインブレナー氏のような積極的なリクルート法を取るかどうかも不明です。
現在のオーナーであるハル氏は父親ほどではありませんが、高額な契約金やドラフト指名権没収ペナルティを払ってでも大谷選手を獲得する気があるのかどうかは分かりません。

まとめ

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スタインブレナー氏のリクルート法

スタインブレナー氏はヤンキースのオーナーとして大金を投じてスター選手を獲得。
彼の方針は時に批判的で多くの監督との衝突がありましたが、その遺志は息子のハル氏に引き継がれ、大型契約を続けています。
しかし、ヤンキースの最近の成績は振るわず、大谷選手の獲得が期待される状況です。

ヤンキースが大谷選手を獲得する可能性

大谷選手は来季FAの可能性があり、ヤンキースが獲得するオプションとして考えられます。
ヤンキースは大市場で高額契約を提示可能ですが、ドラフト指名権のペナルティ、DH制度の問題、現オーナーのリクルート方針などが獲得の障害となる可能性があります。

以上、故スタインブレナー氏が存命ならば大谷選手を獲得するためにどうするかというジーター氏の発言と、ヤンキースが実際に大谷選手を獲得する可能性について考察してみました。
ご意見やご感想などもお待ちしています。

最後までお読みいただきありがとうございました☆

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