みなさんは自分の居場所を誰かに伝える時、どのように伝えますか？
イギリス発の位置情報アプリ what3words を使えば、３つの単語だけで、世界中のどんな場所でもピンポイントで正確な位置がすぐに分かります。
数年前にリリースされたアプリです。
以来、すでに what3words を使用されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、今日はこのアプリをご存知ない方の為にあらためて紹介します！
それではみなさん一緒に見ていきましょう(^^♪
what3words とは？
what3words （ワットスリーワーズ）は、ロンドンに本社を置く位置情報テック企業です。
what3words は、世界中を3メートル四方に区切り、それぞれのマス目に固有の3つの単語の組み合わせを割り当てました。
それがそのマス目の“アドレス”です。
例えば、富士山の位置は「///やれやれ。きたくぶ。いしき」、
ニューヨークの自由の女神像が持つ松明（たいまつ）の位置は「///あかり。ふえた。くねくね」
の３語で表されます。
また、３m×３mということは、従来の“住所”では指定できない細かい場所もピンポイントで表せます。
例えば、私は岡山在住なので、
岡山駅東口は「///げんざい。せいかく。がんばりや」
岡山駅西口は「///とどいて。くっつける。うまる」
です。くっつけるてw
そして、そこからさらに3m四方の位置まで、東口のどこ？、というところまで絞り込めます。
上の例のように、それぞれのマス目に割り当てられている３つの単語の組み合わせはその場所には関連のない単語で、他のマス目と組み合わせがかぶらないように自動的に割り当てられています。
ちなみにですが、地球の表面積は約510兆㎡なので、これを3m四方（9㎡）で割ると、約57兆個のマス目になり、そのすべてに３ワードアドレスが割り当てられているんです(^-^)
what3words で利用できるサービス
◆目的地や現在地の３ワードアドレスを確認する
◆道順を調べる
◆位置情報を共有する
◆撮影した写真に３ワードアドレスを追加する
◆お気に入りの場所を保存する
このように、 what3words は正確な位置を検索しシェアする最も簡単な方法です。
what3words はどんな場面で利用できる？
what3words は、緊急サービス、物流、自動車、eコマース、配車サービス、旅行といったさまざまな分野の企業や政府機関で活用されています。
近年、特に緊急サービスへの導入が増えているそうです。
例えば、海や、山、川など、住所が明確でない場所でも what3words を利用してピンポイントの位置情報を正確に伝えることができます。
イギリスの警察では、 what3words を救助や救命の現場で積極的に活用しているそうです。
自動車では、メルセデス・ベンツやJAGUAR、SUBARU、三菱などが what3words のシステムを搭載した車種を発表していたり、
配車では、日本では、タクシー配車サービスアプリのS.RIDEが what3words と提携しています。
また、海外のドミノピザではデリバリーに what3wordsを活用しています
そして、what3wordsは普段の待ち合わせにも便利です。
大きなコンサートホールのロビーでの待ち合わせや、川でバーベキューをしているときの待ち合わせなどにも便利です。
このように、what3words を使えば、住所がない場所でも今自分がいる3m×3mの場所を正確に伝えることが出来ます！
国際連合（国連）の推定では、世界の約40億人もの人が住所のない場所に住んでいます。
住所が特定できない場合、行政・民間のサービスを受けるのが難しいケースがあります。
また、地震や洪水などで道路や建物が崩れてしまうと、目印もなくなり、従来の“住所”でその場所を見分けることは難しくなってしまうでしょう。
そして、その位置が特定できないと救助活動も難しくなります。
このように、従来の“住所”では解決できなかった問題の解決策として what3words は開発されました。
日常生活を便利にすることに加えて、住所がない場所でも正確な位置情報を示すことで多くの社会問題を解決します！
what3words のメリット
①住所を正確に伝えることができ、移動や運搬を効率化できる
what3words で使用される１区画は3m×3mなので、既存の“住所”よりもピンポイントで位置情報を伝えることが出来、自動車、配車サービス、ナビ、物流、eコマース、ドローン配達などの分野での効率化が期待されます。
実際にロンドンで宅配業務の検証が行われました。
宅配業者２社に20個の荷物を預け、一方には従来の“住所”を使ってもらい、もう一方には３ワードアドレスを使ってもらったところ、３ワードアドレスを使用した業者のほうが宅配にかかる時間を30%削減できたそうです。
また、３ワードアドレスは永久固定される為、アップデート不要な点も運送屋さんには利用しやすくて安心ですね。(^-^*)
②音声入力に適している
what3words は、３つの単語を言うだけで詳細な目的地の設定が可能です。
一般的に、“住所”は通りの名前と番地で指定するのがほとんどですが、同じ都市内でも同じ名前の路地が複数存在するケースもあります。
例えば、ロンドンにはChurch Road（チャーチ通り）が14もあるんです。
その点、 what3wordsの３ワードアドレスを使用した場合は同じ通り名に惑わされることもなく、正確に早く目的地に到着できます。
音声入力で、緊急時や車の運転中にも位置情報を正確に伝える・入力することができるでしょう。
③ what3word はシステムも導入方法もシンプル
利用者が個人の場合、App storeなどで無料アプリをダウンロードすれば誰でも3ワードアドレスの地図が利用可能です。
まとめ
今日はwhat3wordsのご紹介でした。
いかがでしたでしょうか？
私はこのアプリを「本当に便利♪」と思っているので、みんさんにも紹介させていただきました。
個人で使う分には今のところ無料なので、みなさんもぜひ使ってみてください！
お試しで。(^-^*)
自分の場所を知らせるお相手様にもこのアプリをダウンロードしてもらってくださいね。
最初は少し戸惑うこともあるかも知れません。
が、慣れたらサクサク🌟です。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました！(^^♪
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